アレクサンダー・コブリン ピアノリサイタル@浜離宮朝日ホール

marik02007-11-06

夕方までに 仕事を終えて
大江戸線に乗って、築地市場へ。
ロシア生まれの若手ピアニスト、コブリン*1を聴きに行きました。
http://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/event/detail.asp?id=895&month=11



よく音の響く、ピアノや室内楽に適したホール。
ピアノはヤマハ
モーツァルト:ピアノ・ソナタ  第17番 ニ長調 K576
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 op.7
ショパン:バラード 第1番 ト短調 op.23
ショパン即興曲 第1番 変イ長調 op.29
      即興曲 第2番 嬰ヘ長調 op.36
      即興曲 第3番 変ト長調 op.51
      幻想即興曲 嬰ハ短調 (遺作) op.66
ショパン:バラード 第4番 ヘ短調 op.52


アンコール曲
ショパン ノクターン15-1
     エチュード 10-5 黒鍵
     エチュード10-11
ハイドン メヌエット ヘ長調



華やかにピアノを鳴らすというよりは、
静かに、でもときに激しく
音楽を語る。
若いピアニストのそのまっすぐな姿勢がとても印象的。
音楽が、残像のように残る。
彼自身の音楽世界を ピアノでつくりだそうとしているような。


後半、即興曲の音のながれ 響きに しみじみ聴き入りました。
幻想即興曲のラスト、左手がテーマの歌を響かせる その音が ココロに沁みた。
ずっと 聴いていたかったな。



ショパンエチュードの入ったCDを購入し、サインしてもらいました。
ふふふ……どきどき。
色が白くて、声は低め。
握手もしてもらいました……懲りないなあ〜〜
日本語で「握手」「ありがとうございます〜」としかいえません。


おおきくて白くて、やわらかい 手でした。
ふふふふふふふふ(ったく、もう……)


昨夜もロシア、今日もロシア(曲は違うけど)。
今読んでる小説も、ドストエフスキー


読み始めると、止まりません。
ひさしぶりの、小説読書です。

*1:1980年生まれ