午後から紀尾井ホール

さらにさらに、深みへと。
今月はコンサート、いろいろ行きます。
第一弾? 午後から四ッ谷へ。
小菅優さんのコンサート。
日射しもあり、暖かな心地いい一日。
できるだけ木陰を歩く(すぐ焼けるんです)。



紀尾井ホールは、こじんまりとしたホールで、
ピアノ演奏や室内楽などに適したホール。
ピアノリサイタルもよくここで行われます。
どの席も一律なお値段のこともおおく、今回もそのタイプ。
わたしの席はネットで購入したのですが、
BL一列の一番、ステージ向かって左側の
左サイドの席、いちば〜んまえ。
こんな前の席は、はじめて。
おおお〜、ピアニストさんの手も、足も
背中も……よ〜く見えます。


客席を見渡すと、假屋崎さんが入って来られるのが見えました。
ほんとにピアノが、音楽がスキなんですね〜
これでコンサートで見かけたのは3度目*1です。
男性ミュージシャンばかりのファン、というわけでもなさそう〜
終演後のサイン会にも、しっかりと並ばれてました。


プログラムは、前半はシューマン、後半はリスト。
シューマン:主題と変奏 変ホ長調─霊的変奏曲,
      幻想曲 ハ長調op.17,
リスト:パガニーニによる超絶技巧練習曲から第3番嬰ト短調ラ・カンパネラ,
    ピアノ・ソナタ ロ短調
    夜想曲「夢のなかに」
アンコールにショパンを2曲。
プレリュードとノクターンから一曲ずつ。


音楽に向き合う姿勢がまっすぐ。
聴いていて爽快!
いやあ、ライブっていいな、音楽って……。
シューマンの幻想曲を聴いてるうちに、泣けてきました。
シューマンの曲に込められた、彼の想いが伝わってくるような、
気迫のこもった演奏。
ただ、キレイに弾いてるんじゃない。


休憩時間のときに、
あのモーツァルトの「ジュノーム(ジュノム)」が入ったCDがあったので、
即買いました。
これがまた……いい演奏です。



後半リストも、がしがし、音楽めいっぱい。
ただ、わたしは個人的になぜか、リストさんの曲にはなじめない。
なぜだろう? いや、すばらしいとはいつもおもうし感動もしれるのだけど、
他の作曲家たち、ショパンモーツァルトシューマンブラームスさんたちから
感じるような、ココロの奥深くに響いて魂をふるわせられるような(かいててちょっと恥ずかしい表現)、
そういう体験をまだしたことがない気がします。
けっしてキライなワケではないんだけど。
カンパネラや、マゼッパ、ソナタロ短調、などは
けっこうスキなんですけれども。
なんでだろ〜〜


おっと、脱線してしまいました。


今日はCDは買ったけど、サイン会には並ばず。
その様子をちょっとみてからホールを出ました。


その後、新宿でうろうろ。
エアコンのパンフもらったり。


音楽中毒、かなり進行。
アタマん中の80%くらい、犯されて(?)るかも。
いまもこれ、ファイナルのファイナル*2を聴きつつ
書いております、あああ。


ライブ中継の解説ゲストが
今日はルイ・サダ氏、昨日はフランク・ブラレイ氏、と
これもまた、豪華な顔ぶれ。
ルイ・サダさんが、なんていってるのか
フランス語なんでさっぱりわからな〜〜いのが、ザンネンっ。

*1:オペラシティでの、ラン・ラン。所沢ミューズでのツィメルマン

*2:エリザベート王妃国際コンクール ピアノ部門 決勝戦の最終日です