ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場管弦楽団

marik02007-11-05

サントリーホールへ。
コンサートが続きます。
曲目は、チャイコフスキー交響曲1番と
ラフマニノフ交響曲2番。
http://www.japanarts.co.jp/html/2007/orchestra/mariinsky/index.htm




各パートの歌い声が素晴らしかった。
「ロシア」! っていう響き。
ロマンチックで雄大で。
オケ全体がうねるように歌うところで、思わず
いっしょに歌いそうになりました(はた迷惑なので、歌いませんけど)
とくにあの……ラフマニノフの3楽章。
甘く、切なく、それ以上やったら、気持ち悪いゾってくらいに情感ある演奏。
目が痛くなってしまったよ。
うるうるるるる。


これぞチャイコフスキーラフマニノフ、って感じ。
といってもいったい、どのあたりが? と問われてもわかんないけど、
イメージ、イメージ。
日本のオケはもっとまっすぐで硬質な音。
それはそれでいいんだけど、
ロシアのオケの音は、なんというか 太いというか、揺れ幅が大きいというか。


金管の音が、ど〜〜ん、と響いてきた。
ううむ、ホルンであんなに音量がでるとは。


ゲルギエフさんの後ろ姿も、ちょいと前傾姿勢で
長い足でジャンプしたり(アンコールのくるみ割り、トレパークで跳ねてました)。


もっともっと、他のロシア音楽も聴いてみたい。
チャイ5ストラヴィンスキーショスタコーヴィチ……ああもう、キリないです。
アタマおかしくなりそう〜〜(もうておくれかも)



2階席だったのだけど、近くの前のほうの席が
どうやらVIP席だったようで、
民主党鳩山幹事長ご夫婦や、正装したロシア人、さらに栗原小巻さん*1がいらっしゃいました。
そして、超美形スマートな外国人青年が……。
セルゲイ・ナカリャコフに良く似てたんだけど……ううむ。


客層は、チケットお高め*2だったこともあってか
おハイソな人たちがいっぱい。
そのなかで、毛糸の帽子かぶって*3
よれたジーンズはいてんの、わたしくらいだったよ。
まあ、いつもの格好ですが。


休憩時間に下のロビーをみたらば、
作家で作詞家の、なかにし礼さんがいらしてました。
奥さまとごいっしょかな。
グレーのスーツに長いマフラーが良く似合って、かっこよかった。
なんというか、本当の意味での威厳ある風情を持ってるヒトだな、と。

*1:吉永小百合さん同様、いくつになってもキレイ〜〜 年配の女性とご同伴。お母さんでしょうか。いろんな人に御挨拶してました

*2:わたしはA席を、得チケットでほぼ半額で購入。それでも大奮発〜! でした

*3:だって、シャワー浴びるヒマなかったから、後ろ髪がつんっと鬼太郎みたいに立ってたんだもん。