まるで 恋

まるで
青春時代の
あのころのような



きゅんとして
たのしくて くるしい
途方にくれてるのに
何もかもがいとおしく
輝いてみえる


生きてることの痛みで
ひりひりする


そして
死を意識する


相反するものが
同時に存在するのだ
そうなのだ


バッハやモーツァルトたちも
それをおしえてくれる


遠い過去の
あのころのわたしが
いまにつながる


はるなつあきふゆ


なんてすごい
なんて すごい


奇跡だらけの世界に
あたりまえに生きている 不思議


途方にくれてしまうのも
しかたないのかもしれないね


さみしいのも
あたりまえのことなのだろうな


孤独とうまく
付き合っていけたら


バッハやモーツァルト
ベートーヴェンショパンみんな
孤独との闘い方を教えてくれる
ときにはうちひしがれていいのだと
おしえてくれる