ドキュメンタリー映画 ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて を観てきた

金沢香林坊にある109ビルの4階の映画館
「シネモンド」で午後2時過ぎから上映されていた。
10日まで、ということで、きょうバスにのってみにいった。


いい映画でした。
撮る側、撮られる側の信頼関係もあり
深いところまでを描こうとしている姿勢もあり
オケの人物たちも超個性的で魅力的。
人生の多面性やら、矛盾やら、多様性やら、が溢れていて。


音楽も、映像も、意図的に編集されているのだが、
それがイイ具合にバランスもとれてて、ぐっと きました。
あえてステレオタイプなアジア的街イメージと
現代的な街光景が入り交じってて、面白かった。
映画作り手の目の付け所が、面白いというか。


いろんな音が混ざり合い、変容していく。
人物も、楽団員も、指揮者ラトルも、人も街も、変容していく。
いろんなリズムとメロディが、からまりあい、共振したり、不協和音になったり。
突然とぎれたり、沈黙、静寂の後、次なるテーマが躍りかかってきたり。


しっかりココロにのこる映画のひとつ。
ううむ、みのがしてしまってたが
ベルリン・フィルと子どもたち」の映画も観たいな……