書道展へ

母の友人が書道家さんで、
今度、トゥーランドットオペラが金沢*1で上演される
そのチラシやポスター等の書を描かれていらっしゃる。
そのかたがチケットを手配してくださり
21世紀美術館で開催中の
「石川の書展」を、母と妹と3人でみにいった。

たくさ〜〜んの額装や掛け軸の書たちがずらり。
はじめはどれもこれも、
読めないし、似通ってるし、てきとうに眺めてたのだが
よくみていくうち、
個性的なものやら、味わい深いもの
書き手の人生がじんわり沁みだしてるものがあり
なかなか面白かったよ。

右の写真は、ちょっと文字がかわいくて、
お気に入り、のひとつ。

ほかにも、いろいろ印象的な書が。
たぶんお年を召したかたなのだろう、
子どもたちにあてた自分の手紙の一部を書にされてるものもあり
「年をとったわたしのことを、たいせつにあつかってくださいね」といった内容のもので
なんだかせつないような、じ〜んとくるような。

その後、珈琲でも飲もうと、
近くにあった「名曲喫茶ぱるてぃーた」へ。
20年前頃からやってるそう。
わたしたち（母妹私ともに、21世紀美術館の敷地にあった、中学に通学してる）が
通ってたころにはなかったよね〜　でもなんかなつかしいねと。
ふとみると、店内のスピーカーは
父の書斎にあるものと同じタイプ、
タンノイのエジンバラ。
珈琲もおいしくいただきました。

*1:東京の池袋芸術劇場でも上演されます