すずしくなってきた
ずいぶんすずしくなってきた。
ウチのなかでは、まだ短パンはいてるのだが
足もとが少々すうすうする。
きのうは昼間セミが鳴いていて
夕方からはコオロギが鳴いていて
まだ夏と秋がいりまじっていることよのう と
歌人みたいに 想いにふけりつつ歩いていたものだったが
それも 新宿ど真ん中歌舞伎町過ぎたあたりで
ごぼうをたくさんいただいてたので
鶏肉と干し椎茸、こんにゃくと人参とで
いりどりにしてみた。
ひさしぶり。
土くさいゴボウの味がクセになる。
片づけなどもすすめないとな、と
ぼんやりおもいつつ
手つかず状態が続いている。
ぼちぼち
ゆっくり
アンダンテ
アダージョ……そういえば
今日図書館で借りてきたCDでショスタコーヴィチ最後のカルテット15番を聴いたのだが
なんと いふ 曲で せう。
死への想いにとらわれた おもたくてでもそれがとても うつくしくて
からだごとたましいごとその音につつまれてしまうような。
6つの楽章から構成されている。
すべての楽章のテンポが、アダージョ。
ゆっくりと
1 エレジー(哀歌)
2 セレナード(想い歌)
3 インテルメッツォ(間奏曲)
4 ノクターン(夜想曲)
5 フュネラルマーチ(葬送行進曲)
6 エピローグ(終曲)