シドニー国際ピアノコンクール ファイナル演奏♪

いや〜もう 3人ともすばらしかった。


タチアナ・コルソヴァさん、サンサーンスピアノコンチェルト2番
変化にとんだ多彩な曲を、ドラマティックに弾ききって
エキサイティングな演奏。
エリザベート国際コンクールのときの、アンナ・ヴィニツカヤさんの
ファイナル演奏(プロコ2番)を思い出したよ。
あのときも、なにか、ミューズが取り憑いたような演奏で、
いっきに 1位を勝ち取っていったっけ。


ふたりめの、北村朋幹さんのベートーヴェンピアノコンチェルト4番、
よろこびにあふれるきれいな音色。
若くしてこの表現力は、ホントすごい。
ビール片手に聴いてたものだから、
2楽章ではずっとうるうるしてました。
なんて、いいきょくなんだろう。
悲しみ喜びが たくさん ふくまれた 深い音楽。
それを存分に表現されていて、もうたまりませぬ。


3人目は、ラン・ダーンクさん。
プロコフィエフのコンチェルト3番。
オケとの息もぴったり、はじけるような音色、たしかな技術。
わくわくする音楽が あふれだして ブラボーがいっぱい。


もう、どの奏者にも、ファーストプライズをあげたいです。
って、まだ明日の午後からも、3人の演奏があるのですが。


明日、佐藤 卓史さんはベートーヴェンピアノコンチェルト5番、皇帝を弾く。
聴きたいけど、明日は哲研合宿のために川崎へ行くので、聴けません。
日本時間の午後1時半からスタート。
午後7時には、結果発表。
はたして、どうなりますことやら。


偶然だけど、日本人ふたりとも
ベートーヴェンを選ばれました。
若いピアニストさんたちは、ベートーヴェンモーツァルトよりも
プロコフィエフラフマニノフチャイコフスキーを選択する傾向があるようですが。
ベトベンやモーツァルトのほうが、表現するのが難しいらしいです、たぶん。


http://www.abc.net.au/classic/sipca/schedule.html
スケジュールはコチラ↑
日本のほうが、一時間早いので注意。



いままでの演奏が、一部聴けます。
ファイナルの、モーツァルトコンチェルトが聴けるよ♪

http://www.abc.net.au/classic/sipca/audio.html
(いまは、ファイナル演奏全部聴けます〜〜 やっほ〜)



12月に、彩の国さいたまのホールで北村朋幹さんのコンサートが♪

http://www.saf.or.jp/arthall/event/event_detail/etoile/etoile07.html