ピョートル・アンデルジェフスキ with チェンバー・オーケストラ

トッパンホールにて。
はじめてのホール。
飯田橋駅から目白通りを歩いていったんだが、ホントにこの先にあるのか不安に。
道なりに曲がったところで、大通り向こう側のビルてっぺんに「トッパン」の文字が見えてほっとしたが、
どうやってたどりつくかわからず、ふとみたら交番の前にお巡りさんが立ってたので
「あそこへはどうやって? 」と尋ねると
「次の信号を渡れば、目の前に出ますよ」とにこやかに教えてくれました。
きっと、今夜は何度も同じような質問を受けることでしょう……


と、予定外に前置き長すぎますが。
ふふふ、期待のアンデルジェフスキ、よかったです。
前から4列目、ステージ向かって左から3個目の席。
よく手も見えて音も響く。
小さめのホールなので雰囲気もいいかんじ。
オケストラもうまくて、ひとりひとりの音がきれい。
ティンパニ、普通のよりちっこくてミニサイズみたいにみえたけど、
けっこうがんがん響いてきました。



アンデルジェフスキさんの音、つぶつぶクリアで、軽やか。
じいっっとものすごく手を注視してしまった。
モーツァルトピアノコンチェルト24番の弾き振り。
ピアノを弾いていないときは、ピアノ椅子から立ち上がらんばかりに大きな動きで指揮。
よ、よくあんなことができるよ……弾きつつオケストラみてにっこり合図したり。



コンチェルトのあとは、コンマス矢部達哉さんのリードで
モーツァルト交響曲39番。
後半は、ベートーヴェンピアノコンチェルト1番。
アンコールに、もういっぺんモーツァルト24番の3楽章。
そしてピアノソロを一曲。
ベートーヴェンバガテル 126-1 


堪能いたしました。
あの、きびきびと鳴るリズムと クリアな音にほれぼれ。
イケメンピアニスト、と言われてるよ〜〜ですが、
確かにかっこいいけど、写真よりはもっと「もさっ」とした雰囲気。
ちょっと、シュタットフェルトくんにも似てるかも(顔じゃなくて雰囲気とか、歩き方とか)。
http://www.anderszewski.net/writings/index.cfm




来週、ソロ・コンサートにも行きます。
ふふふふ……止まらない、止められない。
中毒患者です。
ピョートル・アンデルジェフスキ 2007.11.16 19:00 ~銀座 王子ホール~



帰りは、偶然ホールでいっしょになった友人たちと
小滝橋車庫行きのバスで帰宅。
バスで行けるなんて、まあ便利ぃ。