伊野波ヒデ子さん、卒業パーティ そして ワセオケコンサート

marik02007-09-22

午後にふたつのイベント。
ひとつは、伊野波ヒデ子さんの「人生」卒業パーティ。



以前、雑誌の連載で取材させていただいたルポマンガ「めぐハウスをめぐるヒトビト」
→ まんが めぐハウスをめぐるヒトビト
第一回目に登場していただいた伊野波さん*1
パワフルで、でもおおらかで、かわいらしいヒトだった。
そのかたが、6月はじめに癌で亡くなられた。
「死がかなしいものであっては、なりません」と、彼女は言葉を残し、
彼女の「卒業パーティ」には200人以上のひとたちがあつまって
お互いに言葉をかわし、想い出をかたり、祈り、
いなくなってしまった彼女への言葉を贈った。
おお〜〜きなひとだった……け。
側にいて話してると、こちらの弱さも全部
受け止めてくれているような、安心感があった。


いっしょに取材を毎回同行してくださってた
当時の編集のおねえさんにも久しぶりにお会いできて
お話できてよかった。
なつかしい人たちとも、ちょっと再会できました。
最後までいられなくてゆっくり話せなかったのが、ザンネン。


さみしいような、でも、はげまされているような
そんなキモチを抱いて、その会場を出てきました。


いい人ばかり、が先にいってしまう*2
そういえば、伊野波さん(沖縄出身)も、ちょっとシーサーに似てたっけ。
貝原さんも、似てたっけ。
おふたりに面識があったかどうかはわからないけど、気が合いそう。
あちらで「おう、あんたもこっちに来たのかい」「あら、おもしろいヒトね」なんていいつつ
泡盛なんか飲んでるかも……なんて想像をしてしまいました。



パーティを出てからすぐ、
電車を乗り継いで、後楽園駅から文京シビックホールへ。

*1:精神障害をもつひとたちのグループホーム「めぐはうす」を立ち上げ、下高井戸で、2002年NPO法人生活支援センター「MOTA(もた)」をスタート。

*2:今月はじめに亡くなられた、ドキュメンタリー映画監督、佐藤真さんの訃報にも驚かされました。胸が痛みます