のど飴に 気をつけろ

またまたコンサート。
ひょんなことから、娘のゆうなと聴きにいくことに。
スクロヴァチェフスキー&N響 ブルックナー交響曲第八番。
NHKホールにて。


ブルックナーも、スクロヴァさんも
いちど体験してみたいとおもっていた。
スクロヴァさん、もう80歳過ぎてるのですね。
歩く姿は、すこしふらりとしてるのだけど
指揮はじめるともう、かっこいい。
ブルックナーも、うつくしい。


コンサートホールでは
空調のせいか緊張のせいか、
風邪をひいてなくても、喉がからりと渇いて
うっかり咳き込んでしまうことがある。
昨日のオペラシティで購入したのど飴を
あらかじめしっかり口に仕込んでから
開演を待った。
ところが……


1楽章も後半、ちょっと油断してたら
柑橘系のど飴のなめ液が、
いきなり喉の奥に流れ込んだ……!
し、しみる〜〜もうダメ、ごほごほごほっっ


咳止めのど飴で 咳き込むなんて……意味ナイじゃ〜ん


しばらくブルックナーの世界に戻るのに
時間がかかっていまいました。


3楽章〜4楽章、の
なんどもなんども繰り返されるテーマ、フレーズが
しっかり、アタマにカラダに刻まれました*1
おもしろいんだね、ブルックナー
何度も聴いていくと、さらにおもしろみがましそう。
でもなぜ、ブルックナーおタクは、男子率が高いんだろ*2


それにしても、客層のオジサン率がものすごく高いコンサート。
最前列に陣取ってたオジサンたちが
もろ手を挙げてあつ〜い拍手と眼差しをスクロヴァ氏に贈ってた。
白髪率高し。
女性も高齢の方が多かった。
男子学生もちらほら。
若い女子は、周りにはウチのゆうなくらいしか……。
あ、NHKテレビカメラを回してる人が若目の女性でしたが。


そうそう、娘のゆうな、寝るかとおもったけど
しっかり起きて聴いてた。
「3楽章がちょっとやばかった」と言ってたが、
ブルックナー初体験感想が
「かっこいいね」
やはり良い指揮者、ウマイオケ&生演奏、じゃないとね……ゼイタクだけど。

*1:二つ後ろくらいの席から、ぐお、ぐうう、と変調子のいびきがしてた

*2:ラフマニノフチャイコフスキーを聴いた時に出る脳波と、ブルックナーでは違うモノが出るような気がする。