気分はお天気

午後、もえと桑沢デザイン研究所
学校説明会にでかけた。
日差しも出て暑い一日。
きのうはなんとも重ったるい気分だったんだが
きょうは晴れてる
「きのうはなんだか気が重かったな」
「うん、天気のせいだよ。天気の影響受けやすいんだ、わたし」
などと、親子の会話。


そういう気分で生きてきたかもな。
ああ、あの荒れた日、気分のあれるままに行動してしまった日。
あの日もきっと天気、気圧の影響を受けてたんだろうな。
低気圧の日は気をつけよう。
ぶちこわしの「言葉」を、のろいのことばを吐かないように
気をつけよう、って、今頃きづいても、
壊しちゃったモノはもとにはもどらない。
ハンプティダンプティ、落ちて割れちゃった。


さて、それはそれでしょうがなくて、
壊してきたからこそ、いまあるものもたくさんある。
壊したからこそ、あたらしくうまれたもの、再生したものもある。
気づいたこともある。


夜、もえはでかけた。
夜の散歩はいいだろうな。
夜、遅くかえってくるゆうなをさそって
近所のうどんやさんで、おいしい手打ちうどんを食べた。


こころのざわざわはいつだってあるし
そのざわざわがあるから、みえてくることもあるのだろう。


月がぼうっと雲の向こう側
しろくとけた光で居場所をしめす。
まだすこし湿気を含んだ夜の風が
山手通りを吹き抜けていく。
たあいない 会話。


それぞれの部屋でそれぞれの電気を消して
それぞれのふとんで眠る 夜。