せつないような夜の風

さ〜て、お仕事などすこしすすめて。
東京も梅雨入りして。
午後おみまいにいって。
夕方夜またひとりでおうちでお仕事して。
ふきぬけていく夕暮れの風が
夏のあのセツナイ色あいで
ああ、いろんなことがおもいめぐらされてきて。


ひさしぶりにじっくりと
すきなピアニスト*1の弾くブラームスを聴いた。
しみる、しみる。
ふかくしみてくる。
生きてることの哀しさうれしさ残酷さ理不尽さ。
ひとたちはみんなせいいっぱいに生きてるのに。
このもどかしさはどうしたものだろう。


きれいもきたないもたくさんあって。
ただもうこうしていることしかできなくて。
せめて笑っていようとおもうんだけど。


どうしてこんなに夕風夜風が
ざわざわするんだろう。
ざわざわするおもいは言葉だけがからまわって
他者のココロには、届かないまま。
もどかしいおもいばかりを、かみしめる。


こんな日は、じぶんがとってもちいさく
やくにたたない存在のような気がして
そんなわけないよって、
じぶんでじぶんをなぐさめることしかできないみたい。


だれかのココロをもっとつよくだきしめられるような
そんな
強さが 欲しいな。