午後から雨がぱらぱらっと

昨夜の月もぼんわりとにじんでた。
雨になるのかな……とおもってたら
今朝は良い天気。
もえと上野に出かけた。
国立西洋美術館での「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール展」を見にいく。
なんでも予備校の先生ができたらみておくように、というリストにあがっているらしい。
んで、わたしを誘えば入場料がタダになる*1との魂胆…らしい。


上野の公園口にはヒトがいっぱい。
動物園へ向かうヒト、恐竜展に向かうヒト、文化会館でもなにやらあるみたい。
西洋美術館もけっこう混んでた。
日曜日に行くもんじゃないよな…とおもいつつ。


ジョルジュなんとか……という画家さんは、フランスのヒトで、
けっこう昔の画家で、最近になって再発見されたとか。
蝋燭の炎に浮かび上がる人物。
光と闇を描きわけたとかなんとか、書いてあった。
細部まで丁寧にかきこまれた、古典的な宗教がやら
お腹をむきだしにして、蚤をとってるご婦人の絵やら
トランプしてるイカサマ師の絵やら、なかなか変化にとんでておもしろい。
でも、わたしともえのお気に入りは、晩年の作品、
ほの暗い光のなかにいる、羊飼いの絵。


時間があまりなかったけど、ざっと常設展のほうもみた。
うわ〜ロダンって、すごい。
ぐるりとまわってどこからみても圧倒的。
常設展のほうがすいていて、みやすかった。
モネやルノワールゴーギャンなどの絵もあって、やはり惹きつけられる。
ルノワールの絵の少女は、立体的でいまにも動き出しそう。
ざあ〜っとみていく。
最後のほうにあったビュッフェの絵がとてもおもしろくて、
愉快な気持ちになりました。


午後から中野に戻り、いつものカフェでお仕事少しすすめる*2
お隣では、度派手なシャツを着た青年と、その母らしき婦人が
中野図書館から借りてきた本10冊ほどをテーブルに積み上げて
読書されていた。
息子「なんか買ってきます」
母「食べるの? 」
「ええ」
そして彼はイチゴショートケーキを手に。
母「ケーキなの、また? 」
どうやら彼のお昼飯だったらしい。
帰り際「出ましょうか」と母。
「どこへ出るんですか? 」息子。
「そろそろ電車にのりましょう」……中野のヒトではない?
あんなに本をしょったままどこへ?
ちょっと謎めいたふたりでした。


4時すぎゆうながやってくる。
ふたりで中野をうろうろ。
ふたりとも金欠気味なので、買い物はあまりしなかったが*3
中野ブロードウェイ地下のチャレンジャーでクレープセットを食べた。
毎度ながら、いつもいるチャレンジャーのおじさんの
働き者ぶりには感心します。
いつ休んでいるんだろう?
クレープもあり、アイスもあり、カレーにスパゲティ、サイドメニューも豊富、ドリンクも多種多様、
平日には定食もあり……あんな狭い厨房なのに、あれだけのメニュー。
そして低価格。


外にでたら雨がぱらぱらっと降り続いてた。
スーパーで買い物してたらもえからゆうなの携帯に電話。
鍵を忘れて入れないとのこと。
……よくあることとはいえ、バカだな〜〜

*1:学生700円

*2:もえは別行動。日曜の午後は……

*3:あ、いやいや無印でお菓子を買った。