1994-07-13 金色にふってくる光 詩 まっていると きんいろに ふってくる光 体やわらかくして 風鈴みたいにぶらさがって ただこうして いのるようにして待っていると 金色の光 ちりちりと燃えているのは 心の奥底 イノチのマグマ きょうも ゆっくりと ゆうぐれになり あちらこちらで かがやきだす 光をうけて 確実にやってくる 夜のために 深い夜の眠りのために 金の粉を からだじゅうに浴びれば 今夜は深く 眠れるかもしれない