Dへの手紙

きょうはそこにもどっているのかな*1
きょうは体がスカスカする。
スカスカに風や光がきもちいい。
昨晩のハナシのこと考えているのだけれど
よくわかるのだけれど納得もしきれない。
私の願望とはちがうところに行っちゃうからね。
でもまたそれもよし とも思うのだけど。
大筋では納得してるのだがもっと具体的なところでひっかかる。


たとえば、名前が変わるのは私だけだということ*2
はっきりいってめんどうで気が重い部分がある。
理解されようもない人たちに
いちいち説明すること考えるとめんどうくさい。


それに子どもらのことにしても
彼女たちにはまだそばにいてやることが必要だし
必然的に一日の半分は彼女たちと共に居なくてはいけない。
世話もしてやらなくてはいけない。
そこで、他人の手を借りることは
やはりかえって面倒なのであまりしたくない。
週のうち1日を確実に私のモノにしたい。
「土曜日はおとうの日」を100%確実に実行してほしい*3
いままでは私の方から「こんどの土曜日は大丈夫? 」といちいち確認していたけれど、それはやめたい。
むしろ逆に、そちらにどうしても都合のわるいことがあったら、
申告していただくようにしたい。
私の方で平日にシゴトや出張が入ったら
早めにそちらに頼むようにします。
以上のことをちゃんとできますか?
それともこれさえも過大な要求なのでしょうか。


わたしがしつこくあんたにかまったり
からんだりおこったりすることに
うんざりしているようですけど……
私も反省しています。


けれど、あなたが近くにいるのに
いないような感じがするのには
たえられなかったのです。
いるならいる、
いないならいないで
はっきりさせてほしい……。
いないときはウチら3人でうまくやってますから。
いるときは「おとうちゃん」であり
私の「恋人(?)(友人)」であるようにしてほしい……。



劇場のことでたいへんなのは
あるていどわかっているつもりなんだけどね。
世界中のだれよりも
あんたのこと理解しているとおもってるし
あんたがケガしたり病気になって入院とかしたら
私がちゃんとめんどうみてあげるつもりでいるし、
借金でこのウチを出なくちゃならなくなっても
べつになんとかなるとも思っているんだよ。



私もねー今までずいぶん
乱暴な口のきき方もしてきたし
ストレートにあんたに感情ぶつけすぎてきたなあと
反省してるよ。
すぐにはなおらないかもしれないけどね。


仕事も大切だしそこで自己実現していくことも
すばらしいことだとおもう。
でも私にとって
あんたや子どもたちといっしょに生きていくことも
大切にしたい。
さびしさや孤独ともうまくつきあいながらね。
なかなかむずかしいんだけどね。



あと3年くらいたって
子どもらがもっと自立したら
リコンするのもいいかもしれない。

*1:近所に借りてた部屋のこと

*2:リコンについて話をしたらしいな

*3:この頃、平日は帰らず、土日だけ帰ってくるという生活だった。たぶん、土曜日も不在になることも多かったのじゃないかな