人生方向オンチ

ただ漫然と書いていてもラチがあかないだろうから
なにかテーマを設定しようとおもう。


テーマ…テーマ テーマパークじゃなくて
文章のテーマ。
そういうのがないと
読み手がイラつくでありましょう。


スパッとわかりやすく要約された文章。
イメージがありありと浮かぶような。
「質問も指揮も明快に! 」と
パーヴォ(指揮者)もそういっていたな(余談)


『人生方向音痴。』
これはテーマになるのか?
方向オンチ。
ちょっと楽しそうでもある。
えっと…人生…と言えるほどの人生を
体験してきたのであろうか? などという疑問はさておき。


ああ、またとっちらかってきた。
まるでこの机上、部屋まわりのようだ。
足の踏み場はあるけれど。
この部屋を見て、
「潜水艦の中のようだ」と、父は言った。
潜水艦の中に彼は入ったことがあるのだろうか?



またそれてきた。
方向音痴。
あっちこっちうろついてるうち
どこへ向かっているのかさへよくわからなく…
ってそれ、徘徊老人ですかい?


いまそれにしてもなぜここにいるのか。
ここは生まれ育った街だから。
家があるから。
この街がスキかときかれれば
水や風、空、自然、食べ物等はスキだけど
住んでいる人たちに対してはなんとなく
自己嫌悪的な感情を抱いてる。


生まれ育った街。
大学進学で東京に出て、
卒業後就職活動もせずに戻ってきた街。
そして、2年ほど地元タウン誌でバイトした後、
再上京し、結婚、出産、子育て、離婚等々をへて
娘らが社会人になったのを機に、また戻る。


行ったり来たりやな。
金沢と東京と、それ以外には住んだことはない。
意外と、狭い…いや、意外とじゃないな
狭い世界で生きてきてるな。


なんて、書くことであらためて
気がついてみる。


ミニマムな人生。
人生いろいろ。
ぐーるぐる。
同じようで同じじゃない。
あったりまえだの…(クラッカー 古っ)


どんどんなんかそれてくが、
それこそが方向オンチの証拠だね、などと開き直り。


人生も秋。
タメ息も深くなることよ。
はぁぁぁぁぁ