2012-10-28 ぬくぬく 詩 だんだん冷えてきて さむくなると さみしくもなって ぬくぬくが恋しくなります。 ぬくぬく。 死んぢゃったネコたち。 いなくなったヒトたち。 のことをおもいだして キオクをさぐる。 ぬくもりのキオクだ。 コトバやらはそこにはなくて ぬくもりのキオク。 あのときいっしょにいてくれたという そのキオク。 いまはそばにいないけど、 そのキオクはいつだって、 わたしのなかにあって きっといつまでも消えない。 消せない。 消したくない。 ぬくぬく。