ゆき ゆき 音楽 ゆき

ゆきがつもっていて
ひとたちがゆきかきをしていて
道の端にこんもりともりあがっている
雪の塊のかたち、いろいろ。
そんな光景も、地元のひとにとっては
どうってことない日常のものなのだろう。


寺町にあるお寺の
石垣の色も、いろいろあって面白いな〜とか
そもそも
なんで寺町に寺がたくさんあるのだろうか、とか
以前、ここで暮らしていたころには
全く何も思わなかったこと、だ。


コンサートへ行ったことなどを
かこうとおもいつつ
雪道歩きのたのしさと、歩きにくさとかも
かこうとおもいつつ
夜になると、なんだかなんとなく眠たくて



雪がふりつもって、
人がはいろうとしない、空き地の隅っことか
畑の白いまんなからへんとかを 見ると
なんだかせつないような気がする。



そこになにかがあるような 気がするのだけど
なんにもない。


なんにもない、自分自身のまんなかを投影してるのかな。



空虚ならば、いい音がよく響くような、そんな
がらんどうでありたいとおもう。