にちようび

正月気分が今頃? きたのか?


年末年始いろいろと。


くわしく書くのはメンド〜なので、おおよそ箇条書き。
(長くなってます)



ところで、
このブログに、コメントしてくださると、すぐ
メールで通知がくるように設定してあったのですが、
なぜだか、年末年始、通知がきてませんでした……
コメントに気付くのが遅くなってしまいました、すみません〜〜(^_^;)



と、ご連絡まで。



えっと、……過ぎたことをすぐ忘れるお年頃? かも。
自分の記憶のためにも、かいておきましょうか。


6日、映画レディースディを利用して
娘のゆうなと、父母と4人で、
のだめカンタービレを見に行った。
けっこう面白くって、4月公開の映画の後半がまた楽しみ。
演奏…とくにあの、トルコ行進曲の演奏を、あの〜ピアニストさんが弾いていて
おお、さすが〜〜と、うれしくなりました。



のだめ、まんがはもう終わってしまってて
さびしいデス。
もっと読みたい……。



7日、アンサンブル金沢の演奏会、
ニューイヤーコンサートを聴きに行く。
歌やダンスもあり、ショスタコ、バッハ、チャイコフスキーもあり。
前半、ふとみるとゲスト演奏者のなかの
「ピアノ」に、田島睦子さんが〜! 
おもわず3階バルコニーから身を乗り出してみちゃいました。
ショスタコのジャズ組曲など、リズミカルに共演されていて、さすが。
7日夜、ゆうなは東京へ。



8日は、取材で
消防自動車工場へ。
はしご車のつくりかた、を見学させていただいたのですが、
熟練工たちのシゴトぶりに感動しました。
ううむ、しかし、これを描くのは………………
…………
熟練の技……ならぬ、至難の業………かも……
……… …… …
……
……………
はっ(われにかえる)



30メートルのはしご車にも乗せていただいて、おおお
はしゃいでしまいましたよ。
すうううっとのぼっていくときの感じが、爽快〜でした。
得がたい体験ができて、ありがたいことです。



9日、夜ピアノレッスン。
田島睦子さんに教えていただくひとときは、
たのしい……のですが、まあまったく課題満載で。
まずどうやったらもっと、落ち着いて、
冷静に弾けるのでしょうか。



かつて、遊びで若い頃弾いてた(弾けてなかったんですが)
ベトベン悲愴ソナタを全楽章みていただいたのですが、
昔弾いてたヘンな指クセをなおすのに一苦労してたり、
スタッカートがどれもこれもぶつぶつはねすぎてたり、
焦って音がすべってしまったり、
Pとf(ピアノとフォルテ)のメリハリ箇所を、
ちゃんと楽譜どおりに弾いてなかったり、
さ〜〜ら〜〜に、またまた
ラの♭を見落として、半音高く覚えて弾いてしまっていたり、
音ヌケ音外し、暴走、ゆびもつれ……つっかえ………いたるところに……



この曲、昔スキでよく自己流で弾いていたために 
「あの頃弾けなかったところも、いまはきっと弾けるはずだよ、
ええい〜〜! アレ、弾けないじゃん、えええっ」
っていうかんじで、かえって譜読みも練習もいい加減になってしまってたようです。
反省。


和音でフォルテで弾くところ、
むやみやたらにバーンと鳴らしてしまっていて、
おとが「きつく」なってしまってる。
ベトベンらしく、ずううんと深い音を出すためには
スピードで、バンと鳴らすのではなく、
ずしんとおしこむように…… けっこうこれが、難しい。



鋭い和音ではなく、深く沈むような、音。
言うは易く行うは難し……



2楽章も、よく弾いていたものだったが、
……やはり、ラの♭を見逃していた箇所あり。
うげええ〜 なぜいままで何度も弾いてて気付かないのか、自分!
メロディを響かせつなげるように、
そして、ハーモニーを聴くように。
中間部の、(右手)和音連打は、鍵盤から指をあげきらずに鳴らすよう(これも深く幻想的な響きを目指すこと)
これ、熱情1楽章の左手(同音連打部分)でも指摘されました。
うううむ
右手後半、メロディの下にたらら、たらら、と鳴る3連は
3つめも、スタッカートで弾くように……そ、そう、そうだよね楽譜はそうなってるよね……ぐは。



3楽章……
やはりもっと落ち着いて弾かないと、
暴走するところあり。
スタッカートどれもこれもぽんぽんはねるのではなく、
音を「切る」という意味でのスタッカートに。
4分音符のスタッカートは、ちゃんと音符の長さを意識したスタッカートに。



……などなど、
いやあ、もう、全然ちゃんと楽譜をしっかりと
みてないってことが、よくわかりますね。
性格でます……ね……
てきとーすぎるというか、ツメがあまいというか
それでいて、せっかちで、焦りがちで、小心もので……雑。
おお、コワイコワイ。


悲愴ソナタの後に、ショパンエチュード10−3(別れの曲)も
見ていただきました。
スムーズになかなか弾けない中間部、
睦子先生に弾いてみせていただいた、その演奏がすばらしくて
指の動きに見惚れてしまった。
そんなふうに、弾きたいんです、先生っ!
すばらしい〜〜!! 目の前でピアニストさんの手を動きを見られて
感動……しか〜〜し そんなふうには弾けない……弾きたい……


まったく、いまさらこんなにピアノにムキになって……とはおもうのですが、
もう、こうなったら、
つづけていくしか、ありません。
子どもの頃は練習がいやでいやで……
ちゃんと練習しとけよ、昔の自分!!    時すでに遅し。


ほかにも手出しして弾いてみたい曲はたくさん。
しかし、ちゃんと人前で弾けるって曲は……。



モーツァルトソナタも弾きたい。
バッハ、ゴルドベルグも弾きたい。
ショパンの、バラード1、エチュードあれこれ、プレリュード、ノクターン55−2…
ショスタコブラームスシューマンラヴェルシューベルト、きりもなし。



気持ちばかりが先走っています。
おちつきませう。
シゴトも、しましょう。



おちつきましょう。
じっくりと、とりくみましょう……課題満載、ですが
すこしずつ。


少年老いやすく、学成り難し、そのとおりだよ、孔子さんっ。
少年少女、だったはずのワタクシでしたのに、あらまあいつのまにやら
こんな年になっちゃって、
もっとじっくり学んでくるのでしたことよと
悔やんだところで、遅いのよ。


学……って。


学校での勉強してるとき
「こんなこと覚えてなんの「役」に立つの? 」なんて
へりくつばっかりこねて、逃避しておりましたが
「勉強する」っという行為そのものに、意義があったのだなあとようやっと
実感するようになる頃にはもう、
脳味噌壊れつつあり。
生まれ変わってやりなおすことは不可能。
手遅れとわかっていても、やりつづけていくしかなさそう。


もっと、わがままになっていくお年頃。