あられふる 冬

あららというまに日は過ぎて
あられがふって、昨夜は白くたまってるところも。


きのうおとといは
メンデルスゾーンイベント、コンサートやシンポジウムに行ってきた。
指揮者、クルト・マズアさんがいらしていて、
ゲヴァントハウス弦楽四重奏団の演奏もあり、
目の前2〜3メートルの距離でその演奏を体験できた。
ううむ、カルテットって、……これぞ、カルテットというか。
ヴァイオリンふたり、ヴィオラひとり、チェロひとり、の4人が
まったく無駄のない動きで、やわらかな音を奏で
その音色がぴったりとよりそい、流れ、あふれ、
絶妙なハーモニーがうまれていく。
至芸……? 妙技? コトバじゃなんといったらいいんだか。
200年の歴史を誇る、最古のカルテットで、
ドイツ、ライプチヒのゲヴァントハウスの歴史や文化を受け継ぐ、とかなんとかっていう
説明もありましたが、彼らの音は、
ソロ演奏者の寄せ集めカルテットとはまったくちがう、音でした。
むふう……すばらしかったです。


他にも、地元合唱団の演奏もあり、
父がそれに参加して歌っていたのも、たのしかった。
父80歳、おそらく最高齢だったのでしょうが、全然そうは見えず。


ピアニストさん、若林顕さんの無言歌も、
さらりとやわらかな音で、こころよく。


昨夜の、県立音楽堂での、
アンサンブル金沢の、ヴァイオリン奏者、チェロ奏者(カンタさん)、若林さんの
アノトリオも爽快〜♪


メンデルスゾーンは、ホントに多才な天才で、
彼の描いた水彩画や鉛筆画も、絶品! です。
しらんかった〜ってことが、たくさん。
メンコン(ヴァイオリン)、イタリア、真夏の夜の夢、無言歌だけが
メンデルスゾーンじゃない〜 知られざる名曲がたくさんまだまだたくさんありそうです。


2台ピアノのための、コンチェルトもあるとか。
聴いてみたい〜!


後半、井上道義さん指揮のフィンガル洞窟、
その後、クルト・マズアさんの指揮、イタリア交響曲……と
なんとぜいたくな二日間だったことでしょう。



他にもかききれないことは、たくさん。
まあ、このへんで。
先週土曜日は、ピアノレッスンの日で、
それも楽し。
音楽三昧? かもしれない…… シゴトも、してますよ……(合間に? )