ぴあのあたま製造中(?)

ヒマをみつけては
金沢駅行きのバスにのり
いしかわミュージックアカデミーの
ピアノマスタークラスの聴講へ。
いやあ……おもしろすぎです。
ピアニストのおじさんたちの個性がまた強くて
コトバ(英語だが)も印象的。



まじめ〜にとりくみすぎてにこりともしない少女に
「スマイル! 」まだ一度も笑顔をみてないよ、と満面の笑みで語るパレチニさん。
かとおもえば、熱心になるあまりに、熱演奏を繰り広げてくださったり。
韓国のカン先生は、若い人たちの姿勢チェックに熱心。
「そんなにアタマを動かさないで〜〜」(英語です)といいつつ
ついつい動いちゃってる少女のあたまを
指一本で押さえて笑いをさそったり。
ロジェさんと、ピアニストのお姉さんの会話では
「技術的プラクティスも大切だが、エモーション、感情のプラクティスも必要」
(これも英語、通訳なしなのでまあだいたいこんな内容だったかと)
といったコトバが印象的でした。



いっぱい聴講しても
ピアノが上達するわけじゃないが、
腕のつかいかた、フレーズのつなげかた、音の出し方
きれいなフォルテの出し方などを、すこしは意識するようになるかも。
これからの課題。



それにしても
あ〜〜…… まだ13歳なのに
しっかりした手と、耳、腕、関節も柔らかく
ぱりっといい音でショパンを弾いてた少女……ふう、すごすぎ。



練習してる曲、エチュード10−4をレッスンするというので
聴きに行ったのはよいのだが
あんな〜〜に はやく、弾けないのだよ。
レベルが違いすぎて、ためいきといきです。
もっと速くスピーディに演奏するコツを、レッスンされてました。
……っとおおおおおい、そこにたどりつけるかどうか。
インテンポ、指示どおりのテンポで弾ける日がくるのかどうか。
……
やってみようとしたらば、数小節で崩壊しましたよ。
それでもムリムリ弾き続けていくと、
つっかえポイント満載満載、ラストのどわあああっとソプラノかけあがってバスにおりてくる
アルペジオが無茶苦茶になってしまうし、あははは、あ〜



ま、ピアノアタマにも程があるっつうか。
感情レッスンだけでは、ピアノは弾けませんから。



さて、そろそろ。