ぴあのれっすんにいきました。


金沢に引っ越してきて
さてどうしていこうかとおもっていたことのひとつ。
シゲルカワイくん(ピアノだよ)があって
シゴトなどのあいまに、
あれこれ弾きちらかしてはいるものの
このままではますます収拾がつかないことになっていく……


おもいきって
ネットで以前から目星をつけていた先生のところへ
申し込んでみました。
ピアノの先生を紹介してくださる、ピティナのサイト。
(ピアノの世界のことはよくわからないのですが)

ピアノ教室をお探しの方 | ピアノ教室紹介 | ピティナ・ピアノホームページ
とても親切に、紹介してくださいました。
仲介料も無料で、ありがたかったです。




先生のお宅も、ウチから歩いて20分くらいのところ。
申し込んだのはいいけども、ああどうしましょ〜と
どきどきしていたらば
直接先生から今朝ほどおでんわいただき
先生ご自身は、子どもたちのご指導やピアノ協会の活動で
お忙しくお時間がなかなかとれないということでしたが
金沢在住で、ピアノストとして活動されていらっしゃる
若い先生に、さっそく本日レッスンをしていただけることになり
すっかり舞い上がってしまいました……


午後6時に歩いてお宅へうかがうと
先に、やはり本日はじめてレッスンにいらしたという
男のかたがレッスンをされていて
す、スクリャービン〜! をてがけていらっしゃいました。
マチュアのコンクールにも出られるとか。
出だしをちょこっと弾いてもらいましたが、ど〜んと分厚いいい音を出してました。



わたしのレッスンは
あ〜いもかわら〜〜ず、ショパンエチュードの10−1 2 4……


10−1、どのおとも出そうとしてるので
手首をつかってと。
速い速度でも弾いてみたが、あ〜〜 途中で崩壊寸前〜! に
ピアノはべーぜんどるふぁー。
いい音〜〜を出してくれますが、音ムラもしっかりだしてくれます……ああ。



10−2は途中でひっかかってわからなくなっちゃいました。
ううむ。シゲルくんでは通して弾けるようになってきたのだけど、
緊張してみょ〜〜なチカラ入ってるみたいで、ゆびがだるだる。


10−4は、音はぬけるしはずすし、途中のつっかえどころでこんぐらがるし
お、おちついて弾けよ〜と、髪をかきむしってしまったよ。
ぐわあああ


先生はやさしくて
「いろいろ手がけていらして、すごいですね〜」と
いってくれましたが……いろいろやりすぎて ……るんです……はい。



その後、スケルツォ2番を弾き、
ポイントをいろいろ指摘してもらっいました。
でだしのフォルテ和音のところ、ついつい「じゃん!」と
どれもこれもぶったぎってしまうので
全部それだと、……変化がなくなってしまう…とのこと。
そうだよな〜とおもいつつ
「あ、つい……ポゴレリチがすきなので、ついバーンときっちゃうんですよ〜」
といったら「ああ〜ポゴレリチ! わかります〜」といってくれてちょっとうれしかったです。



後半、つっぱしってあいかわらず崩壊するスケルツォ
もっとていねいに弾かないとな〜 聴いてるほうは疲れるよな……と
わかっちゃいるのだが、つい走るうう。



あっというまに1時間がたってしまい、
次回、バッハ(ゴルドベルグ)とベトベン(熱情)を
みていただくことにしました。



先生の演奏、父が以前聴いたことがあるらしく
「いい演奏だったよ」とのこと。
わたしも聴いてみたい……。
すらりとしたステキな先生。
指もすらりとながく、ちょっと弾いてみてくださったときには
しなやかに軽やかに鍵盤のうえを動いていて
はああ、……感動しました。



帰りに、車で桜橋まで送ってくださいました。
ずうずうしい生徒で、すみませぬ……


それにしても、ピアノ……どんどんはまっていくが
練習しても、理想の音には届かず。
だいたい、とまらずにとおしてまちがえずに弾けるってことが
ナイ……ナイんだよ〜〜!
人前で弾くとガタガタになるし、なんか舞い上がっちゃうし。
もっと若いときから精進するんだったとおもってももう後のお祭りさああ。



と、こーふん気味の夏の夜。
なかなか寝付けずもんもんとしてました。
頭の中で、いろんな音がぐうるぐる。
ふ、……シゴトも、進めなくっちゃだよ。