28日夜、県立音楽堂の交流ホールで

安永徹さんと市野あゆみさん、そしてアンサンブル金沢のオケメンバー数人たちとの
コンサートがあった。
小さなスペースで、自由席での室内楽のコンサート。
父と一番前の席を陣取る。
なんて贅沢なことだろう。



ブトリー:木管三重奏のためのディヴェルティスマン
J.M.ハイドン:ディヴェルティメントト長調op.94
    プッチーニ:菊
    ブラームスピアノ五重奏曲ヘ短調 op.34


プログラムも、おもしろいものばかり。
現代作曲家ロジェ・ブトリーさんの、の木管3重奏。
変化にとんでいて、たのしいリズミカルな曲。
めったに演奏されないという、ヨゼフ・ハイドン「弟」の弦楽曲、そしてプッチーニ弦楽四重奏「菊」。
この曲は、オペラ、マノン・レスコーの第3幕にも登場するテーマなのだとか。


後半は、ブラームスピアノ五重奏曲
2楽章、3楽章とすすむにつれて
音楽の持つ推進力がぐんぐん増していく。



目の前に、安永さんのバイオリン。
しっかりとした音とリズムで、ぐいぐいと音楽のながれをリードしていく。
オケのひとたちも、しっかりといい音揃いで、音の流れの中に聴き手をひきこんでいく。
室内楽の面白さ、を堪能しました。
ブラームスにはぞくぞく〜〜しました。
うううたまらん。
あの音の重なり連なり、そしてどんどんどこかへとむかっていく、どこかへと。



などなど。
というようなことを書きたくても暇がなかったです。
ピアノも弾きたいが、弾く余裕なし。


シゴトはやっていておもしろい。
あれこれなやみつつもどうやって描こうかと
試行錯誤しながら、描いて、みてもらって、描きなおして、またみてもらい、
やりとりして
自己嫌悪におちいったり、ひらきなおったり、
つかれたり音楽聴きつつ、ハイテンションになってみたり(いまがそうかも)


あがったりさがったりゆれたりとまったりしながら。


いいもわるいもいっしょくたにして。
ああすればよかったこうすればよかったなんてこともいっしょくたで。



バランスとっているような、ふらふらしてるような。
他人の動向にはあまり関心がないってのも、なかなかいいかもしれんが、
そのくせ、小心ものなのが困りもの。
気分のコントロールが、いまだに ド下手。


などなど、はきだす言葉はどこへ流れていこうとしてるのだろう。
いろいろな人たちが、少しずつ、あるいは大きく、動くことで流れは変化して。
よせてはかえしてあちらこちらへ。
自分の動きもそれらにすこし加担してたり退いてたり。


おっとこのへんで、