ラ・フォル・ジュルネ金沢

marik02009-05-02

いやあもう……たまりません。


まず、金沢駅の構内で
ワセオケの演奏があり
シュトラウスポルカ
ちょこっとだけ、聴けました。


その後、県立音楽堂で
モーツァルトディヴェルティメントを
フランスのオーヴェルニュ室内管弦楽団で聴いてから、
小曽根真さんとのモーツァルトピアノコンチェルト9番、ジュノム!


……フランスのひとたちの音、が
軽やかで楽しげで、ハッピーなキモチになりました。
さらに、小曽根さんのピアノが、最高にステキ。
自由自在に、モーツァルト
音楽を楽しんでる。


その後、会場前でお昼を父母と食べていたらば
……コロベイニコフさんらしきひとが
普段着で近くを歩いてくのを目撃。


午後は、ワセオケの演奏。
魔笛序曲と、ベートーヴェン英雄。
ゼロ歳からの演奏会だったので、
BGMに赤ちゃんの泣き声入りで、なんともおもしろかったが
サントリーでの演奏以来の「英雄」、さらにしっかり堂々とした
音楽になってきてるような気がしました。
早めにチケット入手したため、前から2列目という席だったので
弦の音がか〜な〜り大きくきこえてきちゃってたけど、
弦パートの充実ぶりがよくわかりました。


その後、駅前のガーデンホテルの珈琲でいっぷくしてから
アンサンブル金沢と、ポール・メイエさんの協演を聴く。
指揮は井上道義さん。
まず、フィガロの結婚序曲。
力強くてメリハリのある、聴き応えたっぷりのモーツァルト
名手揃いのオケ、という印象。
井上さんの指揮も、かっこいい。


そして、メイエさんのモーツァルトったら。
曲目は、モーツァルトクラリネットコンチェルト。
いやあ、もう……絶品。
弱音の透明度が、すばらしくて、……。
2楽章、時空を超えて彼方から響いてくるような
メロディが、しみいりました。


ふたたび、あのメロディがかなでられる
その瞬間
オケも、そっと息を潜めて
クラリネットの音に寄り添い
こちらの呼吸まで、共鳴し、ふるえるような。