オペラ・シティへ アンジェラ・ヒューイットを 聴きに行く。


バッハ平均率全曲演奏会。
その第一巻をピアノで演奏*1



すばらしかった。
音楽に、打たれました。
どーんと、深く 強く。
たのしみ よろこび かなしみ あらゆる感情が あふれだす。


平均率、といっても、直訳すると
「よく調律された」という意。
まだピアノがなかった頃に、
12の調 長調 短調それぞれにつくられた プレリュード&フーガ。
なんて すごい曲だろう。
その48曲すべて 自分のものにし 身体化し 
ピアノを介して 「いま」の音楽を生み出し 聴かせてくれる ヒューイットさん。
すばらしい精神力 体力 集中力。




最後の音が鳴りやんだとき
しばらく身動きできなかった。


この 音楽を 聴くことができて よかった。

*1:第2巻は、日曜日に演奏されます