せつない
せつないキモチに なります。
音楽をきけば せつない。
夜 ふとそらをみあげて光るオリオン座が せつない。
ネットラジオで
ひさりぶりに アンドレイ・ガブリロフの弾く
ショパン ノクターンが せつない
ひとつのピアノの音が響く その響きに
なみだがあふれて せつない
なぜなんだろう
過去の 写真アルバム整理していて
無邪気にしあわせそうにみえる 自分の笑顔*1が
せつない
ただの 写真にすぎないのに
なぜなんだろう
ショパンの ノクターンが こんなに強く深く
響いてくるのは なぜなのだろう
なぜ
なぜ ばかりが ふえていく
その やりきれない せつなさの 情景に
音が 響く あざやかに 響く
*1:実際は、いまのほうが しあわせだと 思ってるのです、本人は。むかし子どもが小さかった頃、「しあわせなおくさん」と友だちに言われてとても心外な想いをしたことがありました。客観的にみて、しあわせそうにみえたんだろうな、とおもいますが、ココロのなかは焦りと空しさがいっぱいでした。いまは、それなりに現実的な充実感と、たくましさ(鈍感になったぶん)が、あります