きょうも 音が いっぱい 

marik02007-06-15

10時からの衛星第二放送での、N響演奏会。
小菅優さんの、モーツァルト21番&ラヴェルの音楽。
小菅さん、カデンツァもチャーミングで、モーツァルトの音楽が生き生きしてる。
聴き入ってると、じんわり、涙目。
すごいな、ピアノ、すごいな、モーツァルト
小菅優さん、コンクールには出なくても、もうすでに
彼女の音楽世界のなかに、しっかりと生きてる。


モーツァルトの歌は、
すべてを、もう、どうしようもないことを、矛盾、哀しみ、不条理、すべてひっくるめて、
明日へと、可能性、希望のひかりに変えてしまう。
哀しみの底に沈んだと思った瞬間に、喜びにそれは変化する。


うけいれられないことも、ちゃんと目をそむけずに、わかったうえで、
それでもなお。
それでもなお、かかえて、いきるよろこびにかえて、いきつづけていこうと、いう、力。
生命力。


絶望してるものには「可能性」をもってこい! といったのは誰だったっけ?



きょうの空は、風がたくさんふいて、白雲も、青空を背景に、変幻自在に変化して、
あ〜 きれいだね と自然に声が出るくらい。
きもちがいい一日だった。


それでいいじゃない。
それを感じられるだけで、いいじゃない。



いま、わたしのなかのお気に入り、
うるまでるびさん、の「おしりかじり虫〜♪」