ゴルドベルグ変奏曲&フッサール

本日午後から、新宿朝日カルチャーセンター。
まず1時から、中野振一郎さん。
チェンバロ弾きつつ、ゴルドベルグ変奏曲の
奏法についてのレクチャー。
ピアノとはまた全然違っていて、新たな発見も多し。
っつうか、いままであまりに、無頓着だったことがよくわかりました。


講義のあと、CDサイン会もあって、
しっかりサインしてもらう*1
サイン目的というよりは、会話してみたかったんです。
「30変奏のうちで、どの変奏曲が一番難しいって、ありますか? 」
「そうですね〜どれも難しさがあって……ヒトによっても違うみたいですが」
「手が小さくても、弾けますか? 」
「だいじょうぶですよ〜」
などなど〜〜
あ、しまった! 握手してもらうのを忘れました。


レガート奏法も、ピアノとは違うみたいで、
わかりやすく演奏してみせてくれました。
筋肉のつかいどころも違うみたいです。


そして、夜6時からは
フッサールの「デカルト省察」を読む講義。
いやはや、読んでいくだけでせいいっぱい、なんだが
西研さん、竹田青嗣さんの解説を聞いてると、
それだけで「わかったよ〜な」気になれるところが、ミソ……。


ううむ、わかったそばから、忘れていく。
自分の持ってるコトバで、表現することがうまくできない。
混沌としてるモノたちをもちょっと整理整頓して
ヒトに伝えられるような、もっと的確に伝えられるような、
術を身につけていきたいんだが。

*1:ゴルドベルグ変奏曲のCDが、また一枚増えました。いったい何枚もってるだろう? グールドだけで3枚。他にもシュタットフェルト、ガブリロフ、マレイ・ペライア、ピーター・ゼルキン、などピアノあり、キース・ジャレットカール・リヒターチェンバロあり、シュトゥットガルトマイスキーの弦楽版、サクソフォーン版、アコーディオン金管ジョン・ルイスジャック・ルーシェのジャズ、ユリ・ケイン、などなど……20枚以上はあります