夜は再び 熱狂の日


午後までお仕事すすめてから
夜はふたたび、東京国際フォーラムへ、もえもえと。
まずは、イベント会場に7時頃入り、
ワインとつまみを食しながら、8時からのライブ演奏を待つ。
ルーマニアからの楽団、タラフ・ドゥ・ハイドゥークス のジプシー音楽〜


なにやらひとくせもふたくせもありそ〜な
かっこいいオジサンたちが、奏でる音、音、リズム。
楽器は、アコーディオン、ギター、ベース、タブラ、クラリネット、バイオリン、そして、笛…というところでしょうか。
それに、野太い声の歌が加わって。
ちょっと調子っぱずれなところがまた、いい感じの雰囲気を醸し出してる。
たくさんの人たちが立ち見でみてたから、あまり演奏する姿はみえなかったけど、
音はバリバリ響いてきました。
細い縦笛のピラピラピロロロ……超絶速度の音たち、がしがしずんずん刻むベース、オジサンの太い腕のなかからあふれるバイオリンのメロディ〜
…しびれます。
ココロはすっかり、東欧の田舎町の居酒屋で
ダンスダンスダンス!


9時過ぎからは、チャイコフスキーのコンチェルト。
ヴァイオリンコンチェルトは庄司紗矢香さん。
ピアノコンチェルトは、ボリス・ベレゾフスキーさん。
ひろ〜い会場は、席にたどりつくまでに時間がかかる。
わたしともえもえは、2階席、ステージ向かって右側いっちばん後ろの端っこでした。
音がちゃんときこえてくるのか心配だったけど、
紗矢香さんの音は、すう〜〜っとまっすぐ響いてきて、感動。
鮮やかで、深みもあって、色彩豊か、そして芯の強い音。
彼女のヴァイオリンの音に、すっかり惚れ込んでます。
こんどはもっと、響きのいいホールでじっくり聴いてみたい。


ボリスさんのチャイコフスキーのコンチェルトは、
軽やかで颯爽とした演奏。
ポゴレリチを聴き慣れてしまった耳には
ちょっと軽すぎて、1楽章ではものたりなさも感じたけど、
聴いてるうちに、軽やかなチャイコフスキーもいいな……と思いました。
とくに、ラスト3楽章を
あの速度で弾ききってしまうのは、すんばらしぃ〜〜! 名人技〜!
気持ちのいい、演奏でした。


さて、熱狂の日は6日まで。
6日の午後にはワセオケの演奏*1もあるけど、
明日明後日は、みっっちり仕事しないと……ヤバイ。
さ〜〜て、切り替えて……やるぞ〜。