小山実稚恵

きょうのBSクラシック、
オリンピックのあとにつけてみたらば
小山実稚恵さんのピアノ。
このひとのピアノも一度生で聴いてみたい! とおもってた。
オール、スクリャービン*1
すばらしくコントロールされた指。
うつくしい、音。


pppの音も、きれいに響く。
ハーモニー、流れる音、ひかりの音、ひかりとかげ。
うつろいながら、変化していく淡い輝き。
とん、とん、とささやくしずかな、幽かな響き。
それらがからまりあって、織り上げられた、音の絵。
その情景が、浮かび上がってくる。


すばらしい演奏だったとおもいました。
ああ、生演奏が聴いてみたい。

*1:ラフマニノフの曲は、手が小さいので全く弾けない…(それだけじゃないけどぉ〜)が、スクリャービンの曲は、きれいに響かせながら最弱音で流れるハーモニーを弾くなどということは、よほどコントロールの聴いた腕、指じゃあないと、聴けたもんじゃあないだろな……と、チャレンジできない難曲のひとつ、いやふたつ、みっつよっつ……モーツァルトは、最初の章節をちょろっと弾いただけ(聴いただけ)で、弾き手の力がモロバレしてしまうので、やはり難曲…のような気がする。誰が弾いてもそれなりにキレイにきこえるのは、ショパンとか、ドビュッシーあたりでしょうか? あと、ベートーヴェンのなかの何曲か……。バッハさんは下手に弾くと、超タイクツな曲になってしまうし……右手も左手も主役なので難しいし……。弾くのは楽し〜、聴かせるのは、難し〜〜 (^◇^;)