へんなじかんに

ねむたくなってへんなじかんに
寝てしまったら
ヘンな時間に目が覚めてしまった。
BS2をつけたら、サカリ・オラモ指揮フィンランド放送交響楽団
マーラー4番がはじまった。
表情豊かな演奏。
テレビでみると、彼の表情がよくみえる。
演技派、ロマンチックな映画のシーンのような。
譜面台を置かない、暗譜の指揮。
木管金管弦楽器それぞれの音がきれい……。
なんとなく、ブルース・ウィルスが振ったらこんなかんじ? と
イメージしてしまうのは、わたしだけ…だろうか。
とことんぼんやりしてしまう。
ふうむ、中途半端なヘンな時間。
ヘンな姿勢。
眠たくないけど、寝たほうがいいかなと
ぐずぐずと起きてる。


次の演奏番組がはじまった。
内田光子ピアノ、あ、あの、やはり演技派テノールのひと*1
シューベルト歌曲*2
うわあ……刺激強すぎ。
ビデオ撮ってるから、適当なところで寝なくちゃ。


それにしてもなんでこんな時間にこんなふうに
コトバをここに まき散らしてるのだろう。
いつも いつも いったい 誰に向かって?
いやいや 誰でもない 誰にでもないんです きっと。
たぶん バランスをとろうとしてるんだとおもうよ。
コトバを吐き出すことによって 揺れを調節しようとしてる?


音楽が 揺れている 生まれては 消えていく。
メロディとリズムとハーモニー
そう ポゴレリチはどれもこれも 彼流にぶっこわしてたっけ。