かたづけもの など

すこしかたづけものなどをしようと
玄関ドアを拭いてみたり
しか〜し、自分の部屋は
どこから手をつけたものか
眺めてるばかり。
この本棚、マジであぶないとおもう。
ぐらぐらっと本気の地震がきたらあっというまに埋もれそう。
やだな……とおもいつつ、手をつけてない。
処分しようかな、と手にとった本を
気づいたら「おもしろいじゃないか」と読み出してしまってる。
ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙
かつて友人にもらったのだけど、途中まで読んで止まってる本。
最近のマイブームのひとつが「哲学本」
西研さんの本がわかりやすくて、おもしろい。


などとやってたら、予備校からもえが帰宅。
シャワー浴びて、遅い昼飯を食べてた。
ご飯を解凍して、明太子と生卵、紫蘇、ネギ、マヨ、醤油を混ぜたものを
ぶっかけて食べる、明太子卵がけご飯。
それと、お豆腐におくら、みょうが、かつおぶしをのせ、醤油で食べる。
こーゆー昼飯がわりとスキ。


もえは夕方また出かけていく。
ミスドでお勉強。
もうちょっと片付けようとキアイをいれるために
CDでもかけようか……そういえば
きのうルイ・サダさんが弾いてたショパンスケルツォ
ポゴレリチのCDもあったっけ……と
ひさしぶりに聴いたのだが!
………金縛りにあったみたいに聴き入ってしまいました。
ああ……すごいすごすぎるよ、ポゴ。
かたづけものなど、全くすすみません。
昼間部のうつくしくうたうところで、落涙。
この曲を、ただきれいにうつくしく演奏するピアニストは多いけど、
ルイ・サダさんの演奏も、魅力的ですばらしいけど、
イーヴォ・ポゴレリチ……。
独特のタッチ、えぐるような響き、深いところにつれていかれるような危うい魅力。
聴き終わってもしばらく呆然としてました。
だ〜か〜ら〜、お掃除片付けのキアイ入れに
ポゴちゃんは選曲ミスだってば。


夜帰ってきたもえと、
豚ショウガ焼きなど食べながら、
びいるをのむ。
もえは自信喪失やら自己嫌悪やらどうどうめぐりの悪循環に
陥ってるようで、でもそんな自分をもてあましつつも自覚しているようで
そういう話しをふたりでだあらだらと。
もえは絨毯のうえをごおろごろころがりながらじたばた。


NHKのTVで「アウシュビッツ」の2回目を観た。
淡々と死の製造工場を設計し実行する兵士たち。
モノのように扱われるヒトビト。
兵士たちは、ごくフツーの仕事をするみたいに動いてる。
死においやられていく人たちに対する、想像力など、全くない。
それがあったら、その「仕事」ができない。
想像力の欠如。
相手側、向こう側、敵側の立場に立って考えること。
いざとなったら、できるのだろうか?