1994-06-20 かなしい頭蓋骨 詩 かなしい頭蓋骨 つつんでいる笑顔 だきしめて 眠る ひとつめざめるたび ひとつ 死んでいく なにが欲しいのかさえ わからないのだけど 欲望はこんこんと限りなく湧き 生きていく カラダをあたためつづけてる エネルギーは 燃えつづけ さびしいてのひら ひらひらひるがえし だきしめたい欲望を もてあそび もてあそばれながら ひとりで眠る 夢さえみない