池袋芸術劇場へ 札幌交響楽団 を聴きにいく
芸術劇場は、スキなホール。
3階のいちばんうしろでも、音がふんわりとどいてくる。
指揮は尾高忠明さん。
曲目は、ドビュッシーと武満徹。
前半の2曲、メイエさんがクラリネットを吹き、
後半の武満徹のヴァイオリン・ソロを、堀米ゆず子さんが弾いた。
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ドビュッシー 牧神の午後への前奏曲
武満徹 ファンタズマ/カントス(クラリネット独奏 メイエ)
ドビュッシー クラリネットと管弦楽のためのラプソディ(クラリネット独奏 メイエ)
武満徹 遠い呼び声の彼方へ! (ヴァイオリン・ソロ 堀米ゆず子)
ドビュッシー 「海」〜オーケストラのための3つの交響的素描
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武満さんもドビュッシーも、響きのうつくしさに、それぞれ独特の個性がある。
オーケストラ、とてもていねいに きれいに響かせていました。
まっすぐで、誠実な、日本のオケストラの音もスキです。
聴いていてとてもきもちよくて、ぞわぞわ(鳥肌)しました。
それにしても、メイエさんのクラリネット、
高音から低音、大きな音小さな音、どれもきれいで
とおくまでどこまでもまっすぐ届きそう。
どうやったらあんなにきれいなおとが、すうっと、息するようにだせるんだろ。
堀米ゆず子さんの音も、豊かに響いて、心地よかった。
ゆったりとしたきもちになりました。
いい演奏を、海外オケの1〜2割のお値段で聴けて、ラッキー。