宇宿允人の世界 フロイデフィルハーモニー を聴きに行く

夜、池袋芸術劇場へ。
A席自由席、3階すべてが自由席で割安。
そして、チャイコフスキーづくしのプログラム。
http://www.usuki-world.com/2007/04/170_5.html


幻想序曲 「ロメオとジュリエット」
バレエ音楽白鳥の湖」 Op.20より抜粋
交響曲第5番 ホ短調 Op.64


ほぼ埋めつくされた客席。
1、2階の指定席には年配率が高いようだったけど、
自由席には楽器を背負った学生たちなど、
グループでやってきた若いヒトタチも。


拍手が妙に暖かい。
ファンが多いのだろうか。
真っ向から音楽に対峙する真摯な姿勢を感じた。
それでいて、チャイコフスキーらしくとてもロマンティック。
起伏も大きくて、うねり、響きが3階席までストレートに響く。
いいなあ〜チャイコフスキーの曲って、いい曲だな。
気持ちがいい。


後半はダイスキなチャイ5
そういえば、以前、日本のオケとラモン・ガンバさんの指揮で聴いたっけ。
ラモン・ガンバ指揮 東京交響楽団 チャイコフスキー交響曲第5番 - まりこのうろおろ日記
確か、3楽章は軽快軽妙面白すぎて、笑いだしたくなったっけ↑(参照)



同じ曲なのに、まったくちがう音楽が聞こえてくる。
変化にとんだユニークチャイ5も、また聴いてみたいが、
堂々と直球勝負のチャイ5も、感動的。


宇宿さんの風貌……お髭のお爺さん、仙人のよう……から受ける印象もあって、
なんというか
ロシアの音楽なのに、底の方に
「日本魂」を感じた。