なつやすみ

行ってきました、哲学合宿。
川崎のホテルで60〜以上の人たちがあつまって
フッサールの『デカルト省察』を読む。
んんん、ひとりで読んでても???の連続
なにいってんだか……の世界だったのが
西研さん、竹田青嗣さん、そして受講者さんたちとともに
読み進めていくと、なあんとなく「わかって」いくような気に。
フッサール氏はあまり文章が上手くないらしいのと
おもいつくままプログラム的に書き進めてる箇所もあるらしく
難解(学者さんにありがちな……)で結局よくわかんないところもあるけれど、
現象学」の思想、発想そのものはかなり画期的なもの、なようです。


日頃使わないアタマつかってくらくら〜になったあと
夜は恒例(らしい)飲み会、
テーブルかこんで、ビールに焼酎、ワイン……のみつつ
看護*1や社会、哲学、政治、恋愛などなど語り合う*2
寝たのは3時。
宴会は4時くらいまで続いたらしいです。


楽しい会でした。
後期は、メルロ=ポンティの『知覚の現象学』がテキスト。
果たして、どんな発見があるかな。


さて、なつやすみ。
あしたから8日まで
金沢です。
暑そう……



竹田青嗣公式ホームページ

*1:現象学に興味を持たれてる、看護士さんやソーシャルワーカー、心理士さん、も増えていらっしゃるようで、何人も参加されてました。他にも、大学の先生や学校教師さん、会社員、大学院生、保育士、漁師さん、等等、各方面の方々が参加。カルチャーセンターというと有閑主婦や退職された人たちが多いのかな? という先入観が少しありましたが、ここには「哲学」「現象学」をキーワードに、それを自分自身の仕事の現場や生き方に反映させたいと学びにくる人たちが集まってきてるようでした。

*2:漫画家のみなっちさんも参加されてました。話し出すと、やっぱりユニークなキャラの方。目が離せません〜