ピーター・ゼルキンを聴きに行く

今夜はひさしぶり、コンサート。
バスにのってオペラシティへ、
ピーター・ゼルキンを聴きに行く。


バッハからはじまり、あとは
武満徹づくし。
独特の、響きを堪能〜
演奏は、真っ向勝負の正当派? って印象。
静かにはじまり、熱く燃える。
想いが「ぱーん!」とはじける。


ただ、他の演奏家の弾く武満曲はあまり聴いたことがないのだけど、
なんというか、まっすぐすぎて、
もうちょっと、微妙な色合い、
たとえば風のゆらぎのような
光があわくゆれるような
そんな、あわあわとした音、イメージも
響かせてほしいような気がした。


ピーターさんの音は、鋭いイメージ。
モノクロで鋭角的な、現代アートのような*1


メロディを響かせようとするときに
鍵盤の上で、まるで弦楽器奏者のように
指をふるわせてビブラートかけてるみたいだったけど、
はたしてピアノのタッチでそれは
音に反映されるのだろうかしらん?

他のピアニストさんでも、
そうやって弾くヒトはいるのかな。
わたしは初めてみました。


3階のバルコニー席からの観覧。
客席を観ると、おやおや?
小室等さんも聴きにいらしてました*2


明日朝、取材へ千葉方面へ。
早起きしなくては、なのでこのへんで……
おやすみなさい(1時半くらいになっちゃった)

*1:演奏後、「以前より、演奏がまるくなってきたよね〜前はもっと鋭い音だったよね」と会話してるカップルがいました。以前はさらにもっと、真っ直ぐ! だったのでしょうか

*2:武満さんの歌も、よく歌われていらっしゃる関係でしょうか。休憩のときに1階へおりてちょっとごあいさつ〜「おお、元気〜?」と握手(^^)V。CD売り場でピーター・ゼルキン演奏のゴルドベルグ変奏曲(3度目の録音)を買いました。小室さんも2枚、「こういう機会だからね〜」とバッハを購入されてました