ピアノに恋

恋というか、なんというか。


きょうは1ヶ月に一回の、ピアノレッスンの日。
先生のピアノはベーゼンドルファー
ウチのヤマハアップライトとは
全く違う楽器のよう。
緊張して、おもうように弾けない。
もどかしい。


ちゃんと弾けるようになってたはずのところが
弾けない、というかなんていうか
リアルに、自分のタッチの弾きムラが
あぶりだされるといいますか。
てきと〜に流してた箇所が見事に、つっかえる。


しっかりコントロールが効いた指で弾かないと、
きれいに歌えない。


うわあ……わたしはこんなふうにしか
弾けないのね……というのがよくわかる。
練習不足を楽器のせいにする。
イメージしてた音がでない。
和音のバランスが、きれいじゃない。
毎日、このグランドピアノで練習したいよ……(ムリ)
このピアノの音を聴きながら、弾いてみたい(贅沢)


でも、ベートーヴェンソナタテンペストの1楽章を
ちょっと、たどたどしく弾かしてもらったのだけど、
低音がよーく響くので、
快感、気持ちいい。
どーん、がウチのピアノの10倍、どーーーーーーん、と鳴る。
思わず途中手をとめて、
「ここ、コレ、気持ちいいですね! 」と言ってしまいました。


あれもこれも弾いてみたい。
本業さしおいて、なんとも欲張り。
えっと、仕事もあれもこれも、しっかり
進めていかないと。