とりとめないかんじ

大波小波 
この「気分」というやつが結構厄介


きょうは少し片付けをした。
少し、といってもたまりにたまってた
電気製品のパンフや保証書を
もうすでにナイ製品のものを処分したり
ファイルしなおしたり……をやってると
かなり時間がかかった。
地味な作業だけど、やらねばまたどんどんたまる。


もうすでにナイものたちの書類がけっこうあった。
テレビデオ、ひとつまえの洗濯機&乾燥機。
ラジカセに古いプリンターやワープロ
こうやってみると随分たくさんの
電気製品たちにお世話になってきたんだな。


わたしのへやの棚の一画を片付けたのだけど
ちょっと見た目には何もあまり変わってない。
あいかわらずモノはあふれだしてるし
雑然としたままだ。
ふう…いつまでつづくやら。
もっとばしばしっと捨てなきゃ変わらないんだけど
それもできない。


たくさんの本たち、
紙類たち、かきちらしたものたち、
捨てられない雑誌(捨てろよ〜)
少しずつ増殖していくビデオやCD、
いっこうに増えないキャパシティ……


文筆家*1 阿奈井さん*2
カタログハウスの雑誌「通販生活*3を送ってきてくれた。
ついつい「ものたち」に見入ってしまう。
あ、これいいな…コレ欲しいな……。
わたしにもっと余裕があって
購入するキャパと時空間のキャパ(?)があったら
コレもアレも買っちゃってるだろうな……
モノ欲しい欲望をシゲキされました。
カタログ雑誌の楽しみって、
買えないけど実際に使ってみるシーンを想像したりする
そんなところにもあるのだろうな、きっと。


夕方、帰ってきたもえと
ミスドへ行くが、混んでいて落ちつかなかった。
いま宣伝中のとうふドーナツ金ゴマを食べた。
もちっとしていておいしかった。
買い物へ行こうと商店街のほうへいったら
ドトールが! なくなっていた。
改装工事がはじまっていたのだ。
どうりでミスドが混むわけだ。
時々ドトールでみかけるオジサン*4も、きょうはミスドにいらしてた。


雑誌売り場で雑誌を2冊買った。
ダヴィンチと婦人公論
婦人公論なんて買ったのはじめてかも。
なんとなく手にして買ってみた。
まだよんでない。


夜、倉本聰脚本の新ドラマを観た。
ゆ〜っくりしたテンポ……静かな展開。
役者の演技がじんわりしみる。
ううむ……まだなんともいえないけど
第一回目を見終わって、ざわざわした静かなものがのこった。
なんだろう……?
わかっていることのような気もするけど
つかめないでいる。
やらずにきたこと、やってしまったことの
痛いキオク。
楽しかった想い出が
痛い想い出になったりするから。


ドーナツの真ん中。
なんにもないけどひつようなところ。
ぎゅっとつかんだらこわれてきえた。


うん、きっとほんとはもっと
単純明快なことなのかもしれない。
でもすべて過ぎ去ってしまえば
いまさらどうしようもないことばかりだ。


過去の亡霊たち、想い出たち、
これからさきの見えない未来
いまここにいるわたし。


どうつながっているのだろう
どうつながっていくのだろう?

*1:ルポライター

*2:よくドトールで会う

*3:彼はここで「名画座時代」という連載を書いてる。今回は「京都京一映画会館」いまはなくなってしまった名画座への愛が満ちてる頁。

*4:阿奈井氏ではない。何十年もここ東中野で一日しか休まず営業し続けてる、バーのマスター。